特別アピール 沖縄から 沖縄県高教組 松田 寛 委員長(メッセージ)

沖縄県民の怒りが「9・29教科書検定意見撤回を求める県民大会」で示されたのです。結集した人びとは、沖縄戦における集団死・「集団自決」日本軍の関与を削除しようとする教科書検定意見に対する県民の怒りであり、「軍官民共生共死」の関係におかれた上に、「軍隊は住民を守らなかった」という沖縄戦の実相をゆがめようとする動きを許さない県民が続々と結集してきたのです。

国労5・27臨大闘争弾圧を許さない会 発起人代表 佐藤 昭夫

 

5・27国労臨時大会闘争弾圧はなぜ起こったか。20年前の国鉄分割民営化は、日本でも新自由主義、民営化の流れを本格化するために強行された。それは、「民営化」と言われていますが、実は政・財界による私物化です。国民の共有財産として、国民の生活を支える鉄道を、権力者につながる少数の者が乗っ取った。そして、社会を他社を蹴落とす金儲け第一主義に変えていった。しかもその機会に、自主的な闘う労働組合を破壊する。そのことによって、戦後の平和憲法を破壊し、軍事力で他国の民衆と資源を支配する道筋をつけようとするものでした。

憲法と人権の日弁連をめざす会・高山 俊吉

 闘う労働者・労働組合を中心に、あらゆる職層、境遇、世代の人びとが、職場を越え、町を越え、川を越え、国境を越え、海を越えて手をつなぎ立ち上がる時がきたのです。まずもって本集会のすべての参加者がそのことをしっかり確認する必要があると思います。

 

とめよう戦争への道!百万人署名運動 ・西川 重則(とめよう戦争への道! 百万人署名運動事務局長)

日本の労働者民衆は、明文改憲を宣言していた安倍内閣を倒しました。しかし替わった福田内閣も、憲法改悪と戦争に向かっています。「とめよう戦争への道!」の闘いは、いよいよこれからです。沖縄県民大会の成功に続いていきましょう。


三里塚芝山連合空港反対同盟 萩原 進事務局次長

私たち三里塚の闘いは、今年で42年目に突入しています。軍事空港建設のために、私たちの農地を力ずくで取り上げようとした政府の思惑は、いまなお阻止されています。空港は42年たっても完成していません! 私たち三里塚の農民は、改憲と戦争の道を止めるために、再びすべてのみなさんとひとつになって闘う時が来たことを訴えたいと思います。