10/13 第3回実行委員会

 


  11・2全国労働者総決起集会まであと20日間。都内で第3回実行委員会が、約150人を結集して開催された。
  会議の冒頭、港合同の辻岡執行委員が発言。
  「前回実行委員会をやってのは9月21日。まさに9月危機の真っ最中であったわけですが、それからの経過を見る時、「世界大恐慌」「負の連鎖」「世界の経済もここまで」という状況です。1930年代とは違うと言うけれど、これは大変な状況になっていく。これは「危機」という問題ではない。ひとつの時代が終わった。新しい時代の始まりにおいて、闘う労働者の闘う隊列、姿というものを示していく11月集会になるだろう、そうなっていかなければならない」。
  つづいて関生支部の高副委員長が発言。
  「この1ヶ月で世界の状況が変わった。これは間違いなくチャンス。相手の相対的な力が落ちるということは、われわれの相対的な力が上がるわけだ。11月集会は、われわれの力をどれだけ引き上げるか、一個の起点にしなければならない。10年間、三労組は、いろいろな違いがありながらも11月集会をやってきた。考え方によっては、矛盾や異論というものは発展の原動力になるし闘いを鍛える。生コン支部の運動は、とことん議論をして不一致があっても一致するところで団結を図ってつくってきた。率直にいろんな意見を出し合って違いをどう克服するのか、それが今問われていると思う。今の状況はチャンス。足踏みをするんではなくて、本当に小異を捨てて大同で団結をして敵権力を打ち倒すような集会にしたい」。
  動労千葉の田中委員長が事務局提起を行った。
  「世界金融大恐慌が始まった。一方で全世界で労働者の怒りが爆発し巨大な決起が始まっている。11月集会の成功は決定的に重要だ。11月集会まで残り20日。1万人結集の実現にむけあくまで職場にこだわり全力でオルグを。チケット売りに全力を」。
  討論では、1万人結集に向けての職場での組織化の教訓や各地の闘い、とりわけ国鉄1047名解雇撤回闘争=「4者4団体」問題を中心に熱心な議論がおこなわれた。
  最後に関生支部の武谷さんの頑張ろう三唱でしめた。 

9/21 第2回実行委員会

11・2全国労働者総決起集会の第2回実行委員会が9月21日、東京都内で開かれた。約150人の労組活動家・学生などが集まり、熱気あふれる討議を交わした。
  会議の冒頭、関生支部の高副委員長、港合同の辻岡執行委員、動労千葉の田中委員長が、この間の事務局会議での議論をふまえ、各労組の立場から問題提起。続いて会場から、職場での実践をとおしてつかんだ教訓、1万人結集の実現にむけた闘いの方向性など活発な意見表明が続いた。
 とりわけ、4者・4団体路線のもとで重大な分岐点にある1047名解雇撤回闘争をめぐって熱心な議論が展開された。そして「3労組共闘の出発点は、98年5・28反動判決だった。これと対決し、どう国鉄闘争と日本労働運動の展望を見いだすのかが問われた。改めてこの11月集会の原点に立ちきり、国鉄闘争を基軸に据えきって今年の11月集会を闘おう」と全体で確認された。
 また1万人結集の組織化にむけた取り組みについて、「昨年を倍する賛同を集めよう」「チケットの前売りで1万枚をこえよう」「職場・地域・産別・青年・学生など、様々なレベルでの実行委の形成、独自ビラの作成を」「首都圏を中心に、怒りの街頭宣伝で埋めつくすような具体的行動計画を立てよう」など、具体的な課題が提起された。集会の主催形式、財政、運営などについては例年通りとすることが確認された。

第2回実行委員会で、08年11/2集会スローガンが決定しました。08/09/25

8/24 第1回実行委員会

 8月24日、11月集会に向けた3組合呼びかけの第一回実行委員会が、千葉市DC会館で、100名を超える結集で開催されました。


8月24日 千葉市内で 第一回実行委員会を開催
 第1回実行委員会では動労千葉の田中康宏委員長が、昨年の11月労働者集会から1年間の闘いの到達点(総括)、内外情勢を明らかにした上で、本年11月労働者集会の具体的課題を以下の3点にわたって提起した。
(1)「生きさせろ!」のストライキを訴えよう!
――11月労働者集会から09春闘にむけ、生活防衛、大幅賃上げ獲得、最低賃金大幅引き上げ、非正規職撤廃!福田政権打倒の総決起をよびかける。
(2)1047名闘争勝利、新自由主義粉砕−民営化粉砕の全労働者の総決起の場としてかちとろう!
(3)国際連帯闘争のさらなる飛躍的前進の場としてかちとろう!
――「万国の労働者、団結せよ!」の鮮明なアピールを集会の名をもって発しよう!
 そして田中委員長は、1万人の労働者を結集するための核心として、「@満ちあふれる怒りの声を押しとどめ、抑え込んでいるのは誰なのかを明確にし、ここでトコトン勝負しよう。核心は、徹底した大衆的分岐を作り出すことだ」「A勝利の展望として11月集会を語りきろう。路線で団結し、一人ひとりが労働運動全体を率いるリーダーに飛躍する決意をうち固めよう。それが1万人を結集する道だ」と熱を込めて訴えた。