■トルコ・DISK(進歩的労働組合連盟) トゥーファン・セルトゥレック
 同志の手紙を読ませて頂き、11月に日本にとても行きたいと感じています。しかし以前にもお伝えしましたように、それは実現できません。
 私たちが組織化に取り組むところはどこでも、個別資本や使用者を代表する政府が労働者たちに攻撃を加えています。現在、イスタンブールの大病院の組織化に取り組んでいますが、先週の金曜(10月2日)、18人の闘う労働者が解雇されました。私たちは、直ちに病院前で抗議行動に入っています。
 昨日、別の都市で労働者たちと会議を持ちました。清掃、コンピューター、正看護師、研究所員として働いている労働者です。10年も働いているのに、このうち誰も許可証を一日でも持つことができていません。彼らはすべて請負の労働者です。トルコの労働法では、1年以上働く労働者は許可証を持つこととされていますが、現状では60%の労働者が労働法の外に置かれています。この労働法自体、労働者にとっては最悪ですが!
 東京の会議と集会の成功をお祈りします。
 連帯をこめて。

*解説 (DISKの歴史)



■アメリカ・鉄道労働者連帯(Railroad Workers United)
団結―連帯―民主主義:行動するランク&ファイル!

 東京の全国労働者総決起集会に参加されている全てのみなさん!
 鉄道労働者連帯(RWU)は闘いの渦中にある兄弟姉妹の組合員のみなさんに、連帯のご挨拶をお送りします。
 RWUは、2009年11月1日の全国労働者総決起集会の組織化に尽力されてきた全日建運輸連帯労働組合関西地区生コン支部(関生)、全国金属機械労働組合港合同(港合同)及び国鉄千葉動力車労働組合(動労千葉)の組合員のみなさんの英雄的な闘いを断固支持します。
 RWUは運転士、車掌、保線、配車、信号保全、車輌修理など様々な職種別組合の労働者を包摂する北アメリカ全域の鉄道労働者の幅広い結集体です。私たちは、「団結、民主主義、連帯」を掲げて闘っています。私たちは、鉄道労働者の生き生きとしたランク&ファイル運動を創り出すために努力しています。
 RWUは11・1全国労働者総決起集会を呼びかける日本の前進的な組合活動家に敬意を評します。
 とりわけ次の三つのきわめて重大な課題に、持続的に焦点を当てて闘ってきた動労千葉の兄弟姉妹のみなさんと、共に肩を組み闘っていきます。
1.日本国有鉄道によって不当解雇された1047名の国鉄労働者の原職奪還を目指す闘い
2.合理化と安全崩壊に対する闘い
3.組織拡大の闘いと全世界の労働者との国際連帯の闘い
 世界中の運輸労働者が、全労働者が、この世界恐慌のもとで激化する攻撃にさらされているがゆえに、国際的な労働者の連帯がより決定的になっています。
 今まさに労働者の闘いを前進させている日本労働運動の兄弟姉妹のみなさんと連帯して、共に立ち上がれることを誇りに感じています。

■アメリカ、カリフォルニア 
  シンディー・シーハン


兄弟姉妹のみなさん、 日本で開催される今年の労働者連帯集会に参加できなくてとても残念です。私の娘が二人目の孫(女の子)を10月31日に出産の予定です。私が娘と一緒にいなければならないことをご理解ください。
 世界中で労働者階級・人民が、よりよい社会を創り出すために共に闘うことに心からの連帯を表明します。労働者の権利のための闘いは、平和な世界のための闘いを包摂するものでなければなりません。ご健闘をお祈りします。 愛と平和のために。

■ルーベン・ソブレロ&エドガード・レイノッソ TBAラマール・サルミエント団代表 アルゼンチン鉄道労組内ボルド連盟
 

 日本(動労千葉)と韓国の鉄道労働者のみなさんへ、
 アルゼンチンの首都鉄道TBA(前のサルミエント線)の労働者からご挨拶をお送りします。
 私たちは、アルゼンチンの都市交通の労働者を組織するボルド連盟に属しています。私たちは、わが労組(フェロビアリア労組)の官僚的指導部に反対して闘っています。私たちは、新たな戦闘的、階級的かつ民主的な労働組合運動を目指し闘っています。私たちはこのことで弾圧を受けています。私たちの代表団体は、廃線攻撃に抗するストライキで係争中です。裁判は12月9日に始まります。この機会に、連帯メッセージをいただけると大変ありがたいです。
 この重要な国際労組会議に際して、貴方が提起している主要課題に同意し支持いたします。私たちの国でも同じ事態が生起しています。
 わが国の鉄道は、1990年代に民営化され数千人の労働者がレイオフされました。鉄道と公共企業の再国有化は、世界中で闘われている課題です。私たちもまたみなさんと共に、鉄道におけるレイオフに反対し闘います。
 資本主義・帝国主義の危機を労働者に転嫁するな!
 労働者階級の国際的闘争に勝利を!

■星野文昭 徳島刑務所在監
 本日の集会は、大恐慌下の失業・戦争と対決し、全世界の労働者人民の団結した闘いによって資本主義と階級社会を終わらせ、人類の解放をかちとることを呼びかける歴史的集会です。
資本主義の命脈は尽きた
 大恐慌を公的資金投入と粉飾会計によってのりきる方法は、大恐慌の二番底、三番底をしか結果しません。それは最早、労働者人民に、働くことも食べさせることもできず、民営化・労組破壊による大量首切り、賃下げ、労働強化−生活破壊と争闘戦の末の戦争を強制する以外にありません。
 資本が労働者を賃金奴隷として無制限に搾取し自己増殖することによって経済・社会を回す資本主義は、74−75年恐慌、新自由主義、大恐慌を経て、もはや、その歴史的生命が尽きています。
労働者階級の自己解放
 この現実への労働者人民の怒りが、日本帝国主義の支配=自民党支配を崩壊させました。しかし、それに代わった民主党政権は、連合を使って労働者の怒りを抑え、体制内に取り込んで資本主義を維持するためのものです。
 実際に生産を担い、社会を動かしている労働者の団結した力こそが、自らを賃金奴隷から解放し、社会を変える力です。この力で農民をはじめ、全人民の自己解放的決起をかちとり、資本主義を打倒して、全てを労働者人民の手に奪い返し、誰もが人間らしく生きられる共産主義社会を実現する、それが可能な時代を私たちは手にしています。
 労働者階級の自己解放闘争によってしか、全人民の自己解放的決起をかちとって資本主義を終わらせ、階級社会の下でのあらゆる差別・抑圧からの解放、つまり普遍的人間解放を実現することはできません。
 労働者人民の力を全面的に信頼し、資本・権力、体制内指導部と非妥協的に闘って、1047名解雇撤回、法大闘争、労農連帯、国際連帯の闘いの勝利をかちとりましょう。
星野無期を打ち破ろう
 このような闘いを圧殺するために、私の無実を百も承知で無期を強い、35年も投獄していることへの根底的怒りを解き放ちましょう。再審無罪・即時釈放を、全労働者・全社会的闘いとし、必ず、合流をかちとりましょう。
 共に闘い、全未来を獲得しよう。
〔星野文昭さんは、1971年11月14日、沖縄返還協定批准阻止の渋谷闘争を闘いました。機動隊員殺害の「実行犯」にでっち上げられ、無期懲役が確定しました。35年間、不屈・非転向で闘い、現在、第2次再審請求の準備中です。徳島刑務所在監、63歳。〕
オーランド・チリノ:ベネズエラUNT(全国労働者組合)コーディネーター

ミゲル・ソランズ:アルゼンチンIzquierda Socialista(社会主義左派)代表
国際労働者組合―第四インター


親愛なる日本と韓国の鉄道労働者のみなさん、


東京で2009年11月1日に開催される鉄道労働者の国際集会に機会に、鉄道労働者のあらゆる闘い、全ての日本と韓国の労働運動に対し、大きな連帯と支持の気持ちをお伝えします。
私たちは、1047名の労働者の解雇に反対して鉄道の再国有化をめざし、世界の帝国主義が私たちに強制する貧困と悲惨の画策に反対するゼネストに向けた貴努力を支持します。

社会主義に向け、労働者の国際的闘いを


独左翼新聞 アウグストヤンコビッチ(右)さん ネメティコさん