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2001-2004

2005年11.6
全国労働者総決起集会速報
於 日比谷野音

 

2004年11.7労働者集会速報

発言の一部をホームページ編集委の要約で速報しました。くわしく、また正確には近日発行予定の集会をまとめたパンフレットをご覧ください。

集会の前段に民主労総・文化宣伝隊「宣言」の指導の律動でウオーミングアップ

日・米・韓、世界から-国内中から闘う労働者が4600人結集し集会を開催

司会・進行

動労千葉執行委員・関、茨城地域連帯労組・辻川

開会のあいさつ

全国金属機械港合同 副委員長 中村吉政

「権利は一時的に後退しても、労働者魂をもち続け、団結権をわが力とし、志を大きくもつならば必ずや取り戻すことは可能。点から線、線から面に運動の輪を作り、強権小泉政権の暴走、独裁政治をストップさせよう」「働くものが社会の主人公となり、希望と夢、生きがいと、魅力ある社会作りのために共に闘おう。団結こそ命! 闘争こそ力!」

会場左翼の最前列に結集する全国金属機械港合同の仲間

連帯のあいさつ

国労5・27臨大闘争弾圧を許さない会 発起人代表 佐藤 昭夫

「国鉄の分割・民営化は、闘う労働組合つぶしを大きな狙いとしていた」「権力が労働組合を変質させようとするのは、国労だけに限らず郵政民営化などにおいても同様。闘う労組をつぶすことが、ファシズム政治の前提」「労働弾圧の根を断ち切っていく決心だ」

 

憲法と人権の日弁連をめざす会(発言は代表・高山俊吉。会場には旗のもとに多数の会員・弁護士が参加されました)。
「全国の弁護士の4分の1が加入する東京弁護士会はこの9月、改憲の第1ステップである『国民投票法案』の上程に強く反対するとの声明を発表した」「現代の治安維持法『共謀罪』、権力司法への民衆動員『裁判員制度』、弁護士の国営化などさまざまな弁護士統制にたいする闘いもこのかん進んでいる」

とめよう戦争への道!百万人署名運動 ・事務局次長 小田原紀雄さん
「憲法改悪阻止のためには、『100万人の署名』というこれまでのレベルをもうち破る必要がある。戦後の日本の大衆運動の経験をふまえ引き継いで、日本全体、数千万人を揺り動かすたたかいをつくりだそう」

命を守る会代表・金城祐治さんのメッセージ(代読 富田晋)と仲間たち
「沖縄・辺野古でおじぃやおばぁに座らせ続けるのか、それとも私たちが声を上げ、行動をし、闘いを広げるのか」「労働者の闘いは沖縄の闘いであり、沖縄の闘いの勝利は労働者の闘いにかかっている」「基地建設は絶対に止められる。がんばろう」(富田さんの発言)

律動で肩を組み、会場と一体の団結をむすぶ沖縄行動団の仲間

特別報告

全日建運輸連帯関西生コン支部 副委員長 柳 充
「1年近く委員長をはじめ6人の執行部をデッチあげ逮捕で不当勾留されている」「私たちは、『弾圧されればされるほど組合員の団結が深まり関生運動が拡大していく』ということを資本権力に知らしめるために、今回の弾圧には何があっても屈することなく反撃し、逆に組織の拡大をはかっていく決意」「裁判の傍聴にかけつけて支援をお願いしたい」

韓国から 民主労総代表発言民主労総

民主労総 ソウル地域本部・本部長  コジョンファン (発言)
「ノムヒョン政権は非正規職の大量拡大を狙う立法化を狙っている。これを阻止するべく、民主労総は全組合員賛否投票を皮切りに、旗色を鮮明にさせて強力なゼネスト闘争を闘う」「全地球的なレベルでかけられている資本の攻撃を粉砕するため、それぞれの国で階級的に団結して闘おう。そして労働者国際連帯を強化しよう」

韓国から 民主労総代表発言民主労総・文化宣伝隊「宣言」

律動/労働歌

チョンウンジンさん    パクヒョヌクさん   キムジョンヒさん

韓国から 民主労総代表発言

ソウル大学病院支部労働組合 副委員長 キムエラン
「国民の健康権に対し、国家が責任を負わないことは、韓国の民衆だけでなく、新自由主義の波が押し寄せているあらゆる国家の民衆の共通の苦しみ」「日本の労働者と韓国の労働者、そしてアメリカの労働者が連帯し、果てしなき資本の欲望から労働者が解放される世の中をつくりだしましょう」

 公務員労働組合ソウル本部 女性副本部長 キムナムスン

「韓国の公務員労働者は、この11月、反動的公務員労働法の撤回を政府に強く要求し、同法の無力化闘争に立ち上がる」「WTO、韓日FTAは、少数資本の腹をふくらますのみで、民衆の暮らしを悲惨なものにしている。われわれも11月18日、APEC会議阻止闘争に断固参加する」

アメリカから 発言

 

ILWU(国際港湾倉庫労組)ローカル10  ジャック・ヘイマン (発言)
「イラク戦争の開戦当時オークランド港で戦争反対の声をあげた人びとに対して警察が発砲するという事件があった。2006年1月に訴訟を起こす。その支援をお願いしたい」「全世界の労働者が、お互いの組合の闘いを守るために行動において団結するならば、われわれは勝利することができる。だから、ILWUは『一人への攻撃はみんなへの攻撃』をスローガンにしている」

ILWU(国際港湾倉庫労組)ローカル34  キース・シャンクリン

「Workers united never can be defeated」(労働者が団結すれば決して負けることはない)と力強く宣言。「ハリケーン・カトリーナによる被害は黒人層・貧困層に集中している。ブッシュを倒せ」

ノースウエスト航空・AMFA(航空整備士労働組合)ローカル9・委員長 ジョセフ・プリスコ

「それぞれの組合は、独自の課題をもっている。しかし、仲間が攻撃の対象になっている時は、違いを脇に置いて共通の闘いを闘うべきだ。ピケラインを超えないことは、兄弟姉妹が団結して闘う中で、お互いにとっての第一の、そして最優先の義務だ」「みなさんの支援、連帯、励ましに熱く感謝する」

カンパアピール

全国金属機械港合同・昌一金属支部 木下浩平

基調提起 ”2005年11・6アピール”  ”韓国・民主労総のゼネストを支持し連帯する特別決議”

国鉄千葉動力車労働組合・委員長 田中康宏

「教育基本法の改悪、憲法の改悪、郵政の民営化、労働契約法制の抜本的改悪、社会保障の解体、大増税などこの2年間が勝負の時」「敵の側が山ほどの矛盾をかかえ、怒りの声が充満している。だから一点の火花が燎原を焼き尽くすように燃えひろがる。予想もつかない可能性を秘めた情勢が到来している」「戦闘的労働運動の復権と日米韓国際連帯で大反撃し、小泉政権を倒そう」

国労5・27臨大闘争弾圧を許さない会 被告団長 松崎 博己/ 家族会

「ひとつ。小泉を倒そう。小泉政権は本当は弱い。弱いとわかれば、労働者は決起する」「いまひとつ。国労5・27臨時大会闘争弾圧裁判になんとしても勝利したい」「裁判に勝利し、闘う国労を必ず再生させる」

資本との闘いの先頭に立った仲間の遺影がしっかりと胸に抱かれ勝利の報告にやってきた

全金本山労働組合 発言 副委員長 青柳 充

「全金本山労働組合員32名は、資本の34年間におよぶ組合つぶしと闘いぬき、今年1月19日、ついに勝利を手にした」「私たちの闘争は、労働者の闘いは資本や権力の攻撃や弾圧をのりこえられることを示した」「資本のグローバリズムを阻止できる国際連帯の中にこそ労働者階級の未来が示されている」

「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会

「何万・何十万・何百万の『小泉NO! 戦争NO! 改憲NO!』の声をたたきつける中でこそ『日の丸・君が代』強制反対の闘いも勝利することができる。『教育基本法の改悪をとめよう!全国連絡会』主催の12・3集会に結集してほしい」

「『君が代』に不服従することは、この状況下では教員の職務」「教員である限り、不服従を貫く。教師の名において教え子を戦場に送らぬために」「私たち日本の教員は、弾圧され解雇されても闘われた、韓国の教職員運動に学びたい」

全逓労働者から郵政民営化反対・絶対阻止の闘いの決意

「10月4日、郵政民営化法案が国会を通過した。しかし決着はまだついていない」「10月21日、われわれはデモで、郵政民営化絶対反対・小泉政権打倒の戦闘宣言を発した」「現場から、闘う全逓を取り戻す」「小泉政権打倒・民営化反対の最先頭で闘う」

自治体労働者から民営化、民間委託、非正規雇用者など階層別雇用すすめる小泉にNO!を提起

行動提起

国鉄千葉動力車労働組合・書記長 長田敏之

全日建運輸連帯関西生コン支部 副委員長 高英男
会場ではジャーナリストの安田浩一さん著書で緊急出版した 、関西生コンに対する権力弾圧事件を書き下ろしのドキュメント、「告発!逮捕劇の深層」が販売された

 インターナショナル歌詞

会場の日比谷野外音楽堂からデモへ出発

 

デモの先頭を行く日米韓の労働者隊列

 

動労西日本、動労水戸、動労千葉のデモ隊列。 「連帯」の2色旗を林立させて全日建運輸連帯関西生コン支部のデモ

 

都教委包囲・首都圏ネットワークの仲間や「日の丸・君が代」「教育基本法改悪」とたたかう教育労働者。
関西から「民営化・改憲阻止!! 失業反対」「小泉打倒!」のスローガンで参加した仲間

大学生・高校生・各種学校生などが多数デモにも参加し労学の連帯を強める

 

郵政民営化絶対反対をストライキで闘おうと呼びかける労働者、「日の丸・君が代」「教育基本法改悪」とたたかう教育労働者。

 

全国各地から結集参加しデモを進める仲間、右写真の医療労働者のゼッケンが会場でもデモでも鮮やかにアピール力を発揮

 

沖縄から参加した行動団や、部落解放同盟全国連合会などの団体も横断幕・旗をなびかせて長いデモ隊列を形成

 

 

解散地点の常盤橋公園で、最後までデモ隊一人ひとりを握手で迎える日米韓の代表団

握手、握手、握手 団結をかため また、闘いの場で会いましょう

 

日米韓労働者交流のつどい

集会とデモ後に「日米韓労働者交流のつどい」を開催。

デモ後に連帯とたたかいへの鋭気をつなぐ交流会をおこないました。主催者3労組と米韓代表団をはじめ集会とデモに結集した労働者が2005年11・6集会の成功を祝い、参加者の決意と感想などが語られ大いに歓談し団結を強めた一夜となりました(11・6 夜)

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発言と集会へ寄せられたメッセージ

発言の一部をホームページ編集委の要約で速報しました。くわしく、また正確には3労組編集・発行の集会をまとめたパンフレットをご覧ください。
寄せられたメッセージなどもパンフレットなどで掲載されています。