ジェームズ・スピノザ
ILWU(国際港湾倉庫労組)中央執行委員長からのメッセージ
田中康宏委員長と兄弟のみなさん
AMFAの件と11・6連帯集会についての8月29日付の手紙ありがとうございます。あなた方のAMFA労働者への支援は、とても励みになり本当に感謝しています。
あなた方の手紙は、日本の鉄道労働者が規制緩和と民営化によって直面している問題と、またそのことが乗客に惨事をもたらす結果となった事実を指摘しています。このような惨憺たる結果にも拘わらず、国はこれらの政策をとり続け、その歴史を繰り返し続けていることは全く残念なことです。わが国においても規制緩和は労働者とその家族の生活水準を著しく押し下げ、また周辺の地域と労働者双方に対して重大な安全上の危険を生じさせています。
あなた方と肩を並べ団結して闘う課題である戦争と民営化、組合つぶしに抗する11・6集会への丁重な招請に厚く御礼申し上げます。
残念ながら、スケジュールにより私自身は参加することができません。 しかしながら、私たちの心はあなたと組合員のみなさんとともにあります。
ご承知のように私たちは、我が組合員の労働に依存している企業主による拡大するグローバリゼーション(国際化)と立ち向かうことが、必要不可欠であることを充分にわきまえつつ、国際連帯を長年に渡り維持していました。私たちは、組合員の権利と利益を守るためになくてはならない国際的な同盟関係の建設をこれからも継続していきます。
重ねて、あなた方のご招待に感謝し、ご成功をお祈りします。
連帯を込めて
2005年10月27日
ジェームズ・スピノザ
中央執行委員長 |